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村上”ポンタ”秀一さん参加楽曲レビュー

DISC1:#8
一瞬、誤植かと見間違う曲名の『お』は、オリジナルPONTABOXを彷彿とさせるが、それもそのはず、オリジナルメンバーの為に書き下ろした新曲だ。
レコーディングを間近に惜しまれつつも亡くなってしまった佐山雅弘氏の意思を継ぎ、ご子息でピアニストの佐山こうたがレコーディングを引き受けてくれた。この計算しつくされたアルバムの中において、数少ない一発録りのスリリングなナンバーだが、特にこの曲は、レジェンド村上“ポンタ”秀一のテイクとあってスタッフ、見学者含めスタジオ内は、異様な緊張感に包まれていたという。
ブルージーであり、ある意味スタンダードなベースパターンの上に流れる佐山のピアノ。ともすれば、単調な8ビートに成りかねない楽曲を、そこは百戦錬磨のポンタのドラミング。水野のベースと佐山のメロディの間をとり持つかのようなハイハットワーク(これを聞くだけでポンタ氏と認識できる!)。そして充分に計算され、これ以上の「鳴り」は出ないのではないか?という程のタムのアクセントが、曲に表情を付けている。後半のベースとの掛け合いは、流石40年物、ビンテージのワインにしか出せない「深い味わい」のような落ち着きをも感じさせる。
平成の軌跡としてコレクションに是非加えたい貴重な音源だ。
参加アーティスト:
佐山こうた(Pf)水野正敏(El.b)村上”ポンタ”秀一(Ds)

Electric Bull

DISC2:#1
キャッチーなファンクナンバー。
シャープなテナーとパワフルなバリトンというグルーヴィーなホーンセクションが、名手アタック松尾の至極のカッテイングギターにて煌きを纏う。迫力ある超重低音のスラッピングによる、ローアタックの背後から現れるポコポコとしたフレットレスベースの16分ラインが、正に水野的である。
通常ファンクナンバーと言うとどうしてもベードラを4つ打ちにしたくなる。そこをポンタのドラムはあえてバックビートを効かせたキックに、派手目のスネアのゴーストノートで、「ノリ」を殺すことなくファンキーホーンのメロディに絶妙に絡み付いている。中盤のカッティングギターを挟んで、サックスソロのバックではトップシンバルのレガートと細かなタム回しによりクライマックスに向けて曲を盛り上げている。
しかし、どうプレイすればこのグルーヴが生まれてくるのか?恐らく「神のみぞ知る」の領域であろう。
参加アーティスト:
高木沙耶(T.sax)本藤美咲(B.sax)アタック松尾(El.g)水野正敏(El.b)村上”ポンタ”秀一(Ds)

3rd station

DISC1:#1
アルバムの冒頭を飾るこの曲は、どこか懐かしいゲーム音楽のような遊び心満載なナンバー。
ループする度に変化するシチュエーションがワクワク感をかきたてこのメンバーが演奏していると想像するだけでニヤっとしてしまう。ポンタのドラムは、倍音を抑えややタイトめにチューニングされたスネアがビートの中心を支え、ハイハットとスプラッシュを使ってスリリングさを演出している。
だが、何と言ってもこの曲の最大の聴きどころは、随所に散りばめられた「鳴り物」や「ボイス?掛け声?」であり、6分22秒を飽きさせる事無く、曲全体に「色」を付けている仙波清彦による様々なスパイスだろう。
参加アーティスト:
音川英二(T.sax)水野正敏(El.b)村上”ポンタ”秀一(Ds)仙波清彦(Per)

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